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髪の毛にダメージが蓄積され、ついにはぷつんと切れてしまう。
そんな状態の髪の毛にお悩みではありませんか?
枝毛や切れ毛は髪型の全体バランスへ影響を与え、見た目を崩してしまう要因になりかねません。
そこで今回は、枝毛や切れ毛の原因を知り、正しい対処法を身につけましょう。
枝毛や切れ毛ってそもそもどういう状態?
まず、枝毛と切れ毛には違いがあるのはご存知でしょうか?
枝毛とは、髪の毛が縦に割れてしまった状態、
切れ毛とは、髪の毛が途中で横に切れてしまった状態のことです。
基本的に髪の毛は繊維状のタンパク質で構成されているため、縦に割れやすく、枝毛が発生しやすいのです。
また、髪の毛が柔らかい方も枝毛や切れ毛が発生しやすい髪質と言えるでしょう。
枝毛や切れ毛の原因とは?
さて、枝毛や切れ毛が発生する仕組みはわかりましたので、それらが発生する原因について説明していきます。
枝毛や切れ毛の原因1.
摩擦や静電気
髪の毛は、表面にキューティクル、内部にコルテックスやメデュラという要素が重なり構成されています。
表面のキューティクルは内部のコルテックス(タンパク質等)を守る働きをしています。
しかし、髪の毛が濡れているとこのキューティクルは開いてしまいます。
この状態のままブラッシングを行うと、キューティクルが剥がれやすく、必要以上に毛髪にダメージを与えてしまいます。
このことからも、髪の毛は自然乾燥ではなく、ドライヤーでしっかりと乾かすほうが良いとわかります。
枝毛や切れ毛の原因2.
生活習慣
例えば、寝不足や偏った食事は精神的にも肉体的にもストレスとなります。
ストレスが溜まってしまうと、自律神経のバランスが乱れ、血管を収縮させてしまいます。
これにより、血行が滞り、頭皮への血流はもちろん、栄養も行き届きにくくなります。
そのせいで頭皮環境が悪化し、毛髪に必要な栄養が供給できない状態となってしまうのです。
枝毛や切れ毛の原因3.
紫外線
紫外線を過剰に浴びてしまうと、キューティクルを結びつけるMEAと呼ばれる脂質が失われてしまいます。
すると、キューティクルが剥がれやすくなり、枝毛や切れ毛の原因となるのです。
枝毛や切れ毛の原因4.
ヘアカラーやパーマ
ヘアカラーには、キューティクルを開いて毛髪内のコルテックスに影響を与える成分が含まれています。
そのため、徐々に髪の毛は傷んでしまい枝毛や切れ毛につながります。
また、パーマや縮毛矯正でも、キューティクルを開く仕組み担っているため、ヘアカラーと同様の結果につながります。
枝毛や切れ毛への対処法はあるのか?
さて、枝毛や切れ毛の原因はわかりましたが、これらを修復することは可能なのでしょうか?
結論から言うと、修復は不可能です。
一度死んでしまった毛髪内の細胞はもとに戻すことはできません。
ただし、事前に枝毛や切れ毛が発生しないように対策することはできます。
その対処法をいまから解説いたします。
枝毛や切れ毛への対処法1.
適切なヘアケア
原因にも書いたように、髪の毛が濡れた状態だと、キューティクルは開きやすいです。
そのため、自然乾燥は避けて必ずドライヤーで乾かすようにしましょう。
その際、一箇所に熱を当てすぎないよう注意し、全体に動かしながら当てていきましょう。
枝毛や切れ毛への対処法2.
生活習慣の見直し
食事のバランスを整えて、睡眠時間を少しでも確保できるよう工夫しましょう。
それだけでも枝毛や切れ毛の対策としては効果的です。
枝毛や切れ毛への対処法3.
美容室でのカット
枝毛を目立たなくするなら、やはりその部分をカットしてしまうのが手っ取り早いです。
ただ、セルフカットで済ませると断面が大きくなり栄養の流出につながりかねません
できるだけ、美容室でカットしてもらうようにしましょう
枝毛や切れ毛への対処法4.
ヘッドスパ
ヘッドスパとは、専用のトリートメントを用いて、頭皮をマッサージしてケアするメニューのことです。
これを行うことで、髪の毛の保湿や失われた栄養の補給を後押しし、美髪に近づけてくれます。
枝毛や切れ毛は修復不可能ですが、髪の毛を美しく見せることであれば十分可能ですので、悩んでいる方には是非一度試してもらいたいです。
もちろんアンジュでは、ヘッドスパの取り扱いがあります。
お客様のお悩みに寄り添って、メニューを提供していますので、ぜひご活用ください。