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ドライヤーを使って髪を乾かすことの意義
洗った後など髪を乾かすとき、ドライヤーを使わないという方は結構いると推測します。
自然乾燥の方が髪が傷まないと考える人が多いからなのですが、髪を扱うプロの美容師は、口を揃えてドライヤーを使った方が髪には良いと言います。
理由を挙げると、生乾きは頭皮の雑菌が繁殖しやすい、頭皮のニオイの原因になる、寝癖が付きやすいなどです。
髪を洗った後はまずタオルでしっかり水分を拭き取ります。
このとき水分をしっかり拭き取っておくとドライヤーをかける時間を短縮でき、ダメージを少なくできます。
次に洗い流さないトリートメントを手の平全体に伸ばし髪に付けていきます。
トリートメント剤にはミスト・オイル・乳液・クリームなどのタイプがあり、髪質やヘアケアの程度に合わせて選択します。
そして髪を乾燥させるのですが、使うドライヤーは美容室で使われる大風量ものが理想的です。
1200Wで大風量のものは速く乾きますから、髪へのダメージが少なくなります。
かけ方は基本的に前髪と根元からかけていきます。これは前髪を最初に乾かすことで、変な癖が付かないようにするのと、根元から行なうとドライ時間の短縮化が図れるからです。
髪質に合ったドライヤー使用順・方法
髪を最初に乾かす部分は前髪です。
前髪は人の印象に大きな影響を与える部分で、ヘアスタイルの重要な部分です。
またくせ毛などの悩みが多い部分でもあり、この部分がうまくいかないという場合やくせがなかなか取れないときは、ブローブラシでブローしてみます。
こうするとキレイな仕上がりが得られ、ふんわりした前髪にすることが可能です。
この作業は夜寝る前に行うことも効果的です。朝起きたときにもふんわり感が残っていますので、スタイリング時間の短縮にも繋がります。
しかし何度もブローすると髪に大きなダメージを与えるので、少ない回数で行なうことが大切です。
もし失敗したら前髪だけ軽く濡らして再トライできますから、何度か行なってかけ方に慣れるようにしましょう。
パーマヘアのドライヤーのかけ方には少しコツが必要で、カール部分を指に巻きつけたり、手の平でやさしく包み込んだ状態でドライヤーを当てます。
こうやって行なうと、弾力を感じさせるキレイなパーマスタイルを保った形で乾かすことができます。
美容室やヘッドスパを行なったとき、担当者のドライヤーのかけ方を見ることも大変参考になります。
【まとめ】
髪の毛のダメージや頭皮環境のことを考えると、ドライヤー使用は必然になります。
その際は髪にダメージが少なくなるよう自分の髪質に合ったトリートメント剤を使用し、適切な順番や方法で乾かします。
パーマヘアは乾かし方にコツがあり、手の平や指などをうまく使って乾かすことがコツです。
また前髪も同様になりますから、美容院やヘッドスパなどの施設に行った際は、髪のプロである美容師の作業やテクニックをよく見て研究するとためになります。