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ドライヤーは正しく使えていますか?
もしかすると、そのドライヤーの使用方法は間違っていて、髪の毛へ余計なダメージを与えてしまっているかもしれません。
今回は、そんなリスクから開放されるために、正しいドライヤーの使い方について説明していきます。
ドライヤーの熱が髪の毛に与える影響とは?
ドライヤーを髪の毛の1箇所に当ててしまっていませんか?
もしも、そのような乾かし方をしてしまうと、キューティクルへ余計なダメージを与えてしまいます。
髪の毛の構成要素として大きな割合を締めているのがタンパク質です。
これに熱を与えすぎてしまうと、熱変性が起こり、毛髪のいたるところに穴(ダメージホール)を開けてしまいます。
ダメージホールからは、髪の毛に必要な水分や成分が流出してしまうのです。
髪の毛を傷めないためのドライヤーの方法は?
では、髪の毛を傷めずに乾かせる方法をここからはお伝えしていきます。
1.ドライヤーの前にタオルドライ!
髪の毛が濡れて、水が滴り落ちる状態ではドライヤーの効果を十分に発揮できませんし、ムラができてしまいます。
そのため、ドライヤーの前には必ずタオルドライをするようにしましょう。
まず、頭皮をマッサージするように、タオルで拭き取ります。
その後、髪の毛の毛先までをプレスするようにしながら、包み込むように水気を吸い取っていきましょう。
水に濡れた状態ではキューティクルが剥がれやすくなっているため、雑にゴシゴシと拭いてしまうとダメージを与えてしまいます。
キューティクルが剥がれてしまうと、その奥にあるコルテックスやメデュラなどの大切な要素も傷つけてしまいます。
なるべく優しく拭き取るように注意しましょう。
2.ドライヤーの風を切り替えよう!
まずは、お風呂上がりの濡れた髪の毛に強温風を当てましょう。
約8割はこの強温風で乾かします。
その後、弱温風を当てて、前髪など細かい部分を乾かしていきましょう。
最後は冷風(クールモード)にて、髪を冷やしましょう。
これをおこなうことで、過度な感想(オーバードライ)を回避することができ、ヘアスタイルを維持しやすくなります。
3.1箇所にとどまらず、まんべんなくドライヤーを当てよう!
上でも書いたように、ドライヤーの熱はタンパク質の熱変性を引き起こしかねません。
できるだけ、まんべんなく髪の毛へ温風を当てていきましょう。
4.根本から乾かしていこう!
ドライヤー後に毛先がはねてしまうことがありますよね。
そうした悩みを解決するためにも、ドライヤーはなるべく根本など乾かしにくい箇所から当てるようにしましょう。
そして、前髪には両側から交互に温風を与えることで、クセにつきにくいヘアスタイルを目指すことができます。
美容室のドライヤーの仕方を真似しよう!
ご自宅でドライヤーをしていても、正しい方法を教えてくれる人はいませんよね。
サロンでは、ドライヤーの方法も熟知したプロがお客さんの髪の毛を乾かしています。
どのような乾かし方であれば、髪の毛へのダメージをを抑えることができるのか。
そうした視点でサロンでドライヤーしてもらうのも面白いかと思います。
アンジュでは、お客様の髪の毛を傷つけないためのドライヤーを熟知していますので、ぜひお試しいただけたらと思います。